【原神】スカラマシュはなぜ神になろうとしたのか真相に迫る！

魔人任務第３章５幕において、ついにスカラマシュとの決着がつきました。しかし何かと魔人任務の描写だけでは、スカラマシュがどうして神になろうとしたのか、曖昧なままです。そこで今回はスカラマシュについて深堀をしていき、その真相について追っていきたいと思います。

魔人任務での登場シーンの振り返り

スカラマシュが最初に登場したのは、イベントを除くと、稲妻での邪眼工場においてです。
この時に神の心を手に入れ、神になる布石を整えたと言えます。
それから魔人任務のスメール編でハイパシアと夢のリンクをした時に、突如回想が流れ出します。
この回想から、スカラマシュとの決戦までの話に繋がるのですが、その過程はあまりに唐突なものであり、設定を知らなければ理解が難しいものでした。
スカラマシュの回想の意味を知ることこそ、その答えに繋がることとなるため、隠された設定と照らし合わしながら、スカラマシュの回想を振り返っていきます。
後はところどころ個人的な感想も書いていきたいと思います。

神の心の器として作られた存在

永遠を作るために、神の心として器を作っていた影に、試作品として生み出されたのが、スカラマシュです。
スカラマシュの他にも、いくつもの器は作り出されては廃棄されました。
そして器として、感情はあまりにもろいものとして、影はスカラマシュを失敗作として廃棄します。
この時思ったのは、スカラマシュはかなり感受性が豊かな個体だったのだと思いますね。現に魔人任務第五章までの様子を見ていても、非常に人間的な純粋な様子を見せていたなと感じます。この人間らしさがスカラマシュの魅力でもあると思いますね。
しかしその後影は垣間見た感情から情が抱いたのか、完全廃棄はせず封印することだけにとどめます。

桂木との間に起きた悲劇

次に鍛冶師を家族であり友人であると、スカラマシュが話していた場面ですが、ここには凄い伏線が隠されていました。信頼していた人に恐怖に縛られ忌まわしいものとして否定されたとします。これはいったいどういうことなのでしょうか。
捨てられてしまったスカラマシュは、封印がとけると目を覚まし、彷徨ことになります。そんな時に柱木に出会い、傾奇者として受け入れられます。
桂木は幕府の監察の副官です。鍛造材料の製造を行う工場がある、たたら砂で、傾奇者は平穏な日常を過ごすことになります。
その手法には刀職人の伝統的な技が引き継がれています。鉄を打って刀を作る、まさに稲妻の部隊の雰囲気とマッチしているものといえるものでした。
そこで傾奇者と桂木はよく剣を交えていたそう。また刀制作に携わっていたことで、それの完成を二人で喜び合っています。
ある日、祟り神の病気が発生し始めます。その頃事件が起きるのですが、将軍が預けた金の飾りを持っていた傾奇者は襲撃を受けてしまいます。傾奇者をたたら砂につれてきた桂木と同じ警備である長正は美貌と剣術を兼ね備えていた自分の実母であった千代に傾奇者を重ねていました。
長正は御輿家であり、養母である千代は魔獣に汚染されてしまったのに加えて影への攻撃によって御輿家の名声を地に落とします。
長正はあきらめずに刀鍛冶と幕府へのひときわ努力を重ねていたそうです。
たたら砂への祟り神の影響による傾奇者の脅威を感じた長正は傾奇者に刀を向けるも、そこに桂木がかばいに来ます。
稲妻場への連行を条件に長正を説得し、桂木は隙を見せて傾奇者を逃がすのです。
裏切ったのは長正であって、桂木ではないようでよかったなと思いましたね。やはり桂木が一番に傾奇者のことをよく思っていたのだとすると、とても心が温まります。

三度目の希望

最後に羽の生え揃わぬ鳥として、スカラマシュは子供の最期に出会った描写がありました。
その描写の話となります。
桂木と分かれた傾奇者は、病気に侵された子供に話しかけられます。
否定されすでに限界に達していたスカラマシュにとっては、わずかな希望が見えたと言えますね。
しかしその子供も病気で亡くなってしまう。
これによりついスカラマシュの心は壊れ始めました。
全て否定しあざ笑うとのごとく
そこからスカラマシュは神の心に魂を捧げると誓うのです。
スカラマシュに降りかかる悲劇の連続は、凄まじい惨劇といえるでしょうね。

執行官へとつながる

ここからが現在とつながる話となります。
傾奇者がいなくなった間、桂木が逃がしたと知った長正は桂木を切ってしまいます。
助けを求める傾奇者は八重神子に出会って祟り神の病を助けるといって、
将軍は見捨てないとはげましたが。
たたら砂にもどったかぶきものは惨劇を知り刀鍛冶を憎むことになります。
鍛造には流派があって、雷電五箇伝があったのですが、傾奇者はその衰退を願います。楓原家もそのうちの一つであり、欠陥品しか作れない状況にして、陥落をさせようとするのですが、その時の当主が桂木の子孫だったため復讐をやめたのです。
しかし楓原家は衰退し、万葉は稲妻から追放されてしまうのでした。
その後国崩なのり、復讐をみていう。その後スネージナヤで封印された力の解放と執行官スカラマシュとなったそうです。

まとめ

スカラマシュのことは八重が気にかけてくれているのだと感じます。それに万葉ともかなり因縁がありそうです。八重は現在スメールに来ていますが、スカラマシュをもしかしたら引き取りに来たのかもしれませんね。そして万葉とも絡みがありそうです。後は非常に影とスカラマシュは似ているといいますか、親子だなと思います。
次のピックアップ新キャラには放浪者が判明していますが、スカラマシュの新たな姿が見れそうで、どんな話が展開されるのか非常に楽しみでした。