家庭用ゲームハード45年の歴史を持つ任天堂ハードの歴史！

任天堂は家庭用ゲームハードの販売を続けて45年。なんと任天堂ハードの歴史は45年になるのです。
ゲームハードの歴史に詳しくなりたいと思いませんか？　好きなことに対しては博識でありたいですよね。では見ていきましょう！

１、 もともと任天堂とは？

もともと任天堂は花札やトランプを製造、販売するおもちゃ屋さんでした。遊びもデジタル化していく社会の移り変わりに乗じて、任天堂もゲームの製造に至ったという経緯があります。

２、携帯型の任天堂ハード

携帯型の任天堂ハードは大きく分けて５つあります。子供のころ友達と持ち寄ってみんなでプレイする、という思い出がある方も多いのではないでしょうか。

2‐1、ゲーム＆ウォッチ

まず紹介するのは有名なゲーム＆ウォッチ。有名とはいえ、スマブラの参戦キャラクターとして有名という側面もあります。中にはゲーム＆ウォッチがゲームハードであることを知らなかった方もいるでしょう。
ゲーム＆ウォッチはハードのみ存在し、ソフトは存在しません。例えば「ボール」のゲーム＆ウォッチを購入したとすると、その購入したものではボールのゲームしか遊べません。ソフトを入れ替えるということが出来ないのです。他の種類のゲームを遊ぶためには、別のゲームが入ったゲーム＆ウォッチを購入しないといけません。

2‐2、ゲームボーイ

ゲームボーイではお馴染みであるソフトの入れ替えができるようになります。
実はゲームボーイには物凄いエピソードがあるのです。それは、湾岸戦争の空爆を受けた兵舎から見つかったゲームボーイが、正常に動作したというエピソードです。
ゲームボーイは子供が使用するものだからという理由でとても頑丈に作られているんですね。このエピソードから、その頑丈さがうかがえます。

2‐3、ゲームボーイアドバンス

ゲームボーイは画面がモノクロでしたが、カラーになり豊かな表現が可能になったゲームボーイアドバンス。マイナーバージョンにゲームボーイミクロというハードがあり、それにはプレミアがついています。ちっちゃくて可愛い外観を見れば、人気があることにも頷けます。

2‐4、ニンテンドーDS

DSは画面が2つある折り畳み式のゲームハード。名前の由来はDual Screen の頭文字です。このハードから任天堂のユニークさが前面に表れていますね。2つの画面を活かしたゲームも多く発売されました。

2‐5、ニンテンドー3DS

このハードはなんと、特殊なメガネなどをかけずに画面が飛び出して見える優れモノ。
いわゆる3Dは、任天堂の3代目社長がすっとこだわってきた要素です。それが3DSで実現しました。

３、据置型の任天堂ハード

家に集まってみんなでワイワイ、据置型ゲームハード。1人では大画面でゲームの世界に没入することもできます。

3‐1、ファミリーコンピューター

名前の由来は「家族で遊べるコンピューター」。現在の据置型ゲームハードとは違い、本体から延びるコードからコントローラーが取り外せません。
ファミコンでプレイできる「スーパーマリオブラザーズ」が世界的にヒットし、任天堂はゲーム屋としての地位を確立します。

3‐2、スーパーファミコン

スーパーファミコンは略称ではありません。もうファミコンが正式名称になってしまいました。マリオカートが初めて出たのがスーファミです。

3‐3、NINTENDO64

64ってなんだ！　との疑問は付きもののゲームハード。由来はCPUという機械の脳みその部分が64ビットだったことです。
ライバルであるプレステやセガサターンが対応ソフトを光ディスクに変更していることに対し、64は引き続きロムカセットをソフトの規格として採用しています。

3‐4、ゲームキューブ

ゲームキューブから任天堂ハードも対応ソフトの規格を光ディスクに変更しています。それによりグラフィックは飛躍的に向上しました。
任天堂ハードはコントローラーが特徴的な形状をしている場合が多いですが、ゲームキューブも例から漏れません。キューコンという略称で、今も主にスマブラ専用コントローラーとして親しまれています。

3‐5、Wii

コントローラーは遂に従来の原型をとどめず、棒状になりました。そのコントローラーはボタンのみならず、ユーザーの動きにも反応してゲームプレイに影響を与えます。ゲームばかりやって外に出ずに運動不足というイメージを払拭する試みとして、Wiiの「動き」に着目したゲームハードが誕生しました。Wii Fitという体重計のような周辺機器があり、その機器に乗ってヨガ体験をしたり、体全体を動かしたゲームプレイができ話題となりました。

3‐6、WiiU

コントローラーにも画面をつけゲームプレイを拡張。それがWiiUです。しかしこのコントローラーの活用方法がソフト開発での難題となり、過去のゲームハードと比べると少しさみしいソフトラインナップとなってしまっています。

４、Nintendo Switch

現在最新型の任天堂ハードであるNintendo Switch。このハードは携帯型にも据置型にもなる、これまでの任天堂ハードの集大成ともいえるゲームハードです。両方のいいとこどりをした、夢のようなゲームハードを任天堂は現実のものにしました。
スプラトゥーン３は絶好調ですし、ポケモンの最新作も発売します。シリーズものでなく、新規IPもARMSやリングフィットアドベンチャーがヒットしています。
夢のようなゲームハードの次には、どのような任天堂ハードが出てくるのでしょうか。楽しみでなりませんね！